後期高齢者(75歳以上)の医療負担が1割から3割に負担増!?なかなかベーヤーな審議がスタート
こんにちは、久しぶりの更新です。
福岡市内もずいぶん寒くなってきました。うちの施設、まだインフルエンザは一人も出ていませんが、今後ちょっと怖いですね。
あ、ちなみにインフルエンザ対策(病院施設のソーシャルワーカー・生活相談員や事務スタッフ向け)について過去にまとめたのでぜひ参考に!
fukuokasocialworker.hatenablog.com
さてさて、今回のお題ですけど、12月7日に政府が発表したまたとんでもない審議についての内容です。
タイトルにある通り、「後期高齢者の医療費自己負担割合」を1割→3割に増やすようにしようぜ!!
なんていってるんですから…
うちの施設にも生活保護の方もいらっしゃいますし、住民税非課税の方もいらっしゃいます。
生保の方はそもそも医療費かからんのでこんな審議どこ吹く風といったところでしょうけど、非課税の方はもしかしたら対象になるかもしれません。
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そうなってくると、金銭的に余裕がない方の医療的なケアが…なんて風な心配も出てきます。
まあまあ、内容を詳しく見てみましょう。
◆目次
負担増対象者は全国で740万人!後期高齢者の5人にひとりが対象!
2018年の現段階で、後期高齢者の総数は約3500万人となっています。
対象が740万人というのですから、その毒牙の届きうる割合はなんと後期高齢者5人にひとり!!
ひいいいいい!おっそろしいですね!50名入居者居るので、うちの施設だと10人医療費が爆増してしまう計算です。
「ああ、あの人とあの人とあの人と対象になるな…」と金銭管理もやってる施設なのですぐに対象利用者が脳裏をよぎります(笑)
条件は下記の通りです。
あああ、またなんでこう、立場の弱い人たちからお金搾取しようとするんですかね。
政治家どもの給料全部時給制にしてそれ回せばいいのに…
慌てないでまだ決定じゃない!でも目途は来年の10月から
今回のニュースですが、ご安心ください、まだ確定ではありません。
あくまで「検討に入った」だけであり、決定はまだ先の話。
そもそも、この話無かったことにしよ、なんてことも十分あり得ます。
いつかもこんな話ありましたもんね。
今回の審議のミソは「いままで適用していた後期高齢者に対する医療費軽減措置を是正するためのもの」と見えます。
要は、今まで後期高齢者を甘やかしすぎたけんもうちょい金取るか、みたいなノリですかね。
家族連絡は必要?
対象になりそうなご利用者に対しては、ぼくは説明しようかなと思っています。
もちろん家族にも。
お金にまつわることですし、これのせいでもしかしたら転居とか検討しないといけない人もでるかもしれませんからね。
可能性がゼロでない限り、相談員としてソーシャルワーカーとして対応するのは当然のことではないかと思います。
もちろん、丁寧に説明します。
不安を与える内容であることには変わりありませんので、くれぐれも説明は慎重に慎重に。