とあるソーシャルワーカーの相談業務奮闘日誌

福岡の施設に勤めるソーシャルワーカーの業務日誌です。医療、介護、福祉他、福岡の施策などについてもまとめていきます。

敬語を使わないワーカー・介護士・看護師はプロなのか?

こんばんは。

さて今日は、数日前に気にかかった、ソーシャルワーカーはじめ介護士・看護師・セラピストなどの支援職全ての方々に当てはまる話をしていきたいと思います。


それは「高齢者に対する言葉遣い」についてです。

医療介護福祉の現場にいる方であれば、高齢者と接する機会も多いはず。



その中で

「◯◯さ〜ん!今日はデイに行く日やけんね〜!」

とか

「うんうん、そうね。でも◯◯せんといかんのよ?」

とか、、、

なんがなしに敬語を使わない人が意外と多くいます。


こういった方々に尋ねてみても、きっと「フレンドリーでアットホームな雰囲気を味わってほしい」だの「ご本人から希望された」だの言われるのが関の山です。

施設長にタメ語を使いますか?

高齢者に対してタメ口を聞く全支援者にお聞きします。

ではあなたは、年上の施設長にタメ語で話しかけますか?絶対しませんよね?

それはなぜですか?権威があるからですか?目上だからですか?

施設長には敬語を使って、第三者であり確実にあなたの数倍も目上であるご利用者に敬語を使わない理由はなんですか?

持論になりますが、安易にあえて敬語を使わないワーカーや支援職の方はプロではないとわたしは判断します。

敬意を忘れた支援

言葉遣いはその人の人柄が如実に反映されます。

人柄だけでなく、思考・思想・考え方・価値観までも現れるといっていいでしょう。

これまた持論になりますが、敬語を使わない支援員全員が、心の奥底で高齢者に対する敬意が欠けていると考えます。

でなければ、第三者である自分よりも何十年も先輩のご利用者に対してタメ語を使う理由がありません。

何となくスタッフでタメ語を使っている人が多いからという理由で敬語を使わないなら言語道断です。

気づかないうちにタメ語を多用しているようであれば自分を律する必要があるかもしれません。

印象を作る言葉遣い

どんな言葉を使うかは、ご利用者やその家族との関係性を築く上でも重要となってきます。

見た目もそうですが、言葉遣いもその人の印象を大きく意味付ける力があります。

特に支援を受ける立場の人は、人一倍支援者の表情や言葉遣いに敏感です。

安易に敬語を使わないという選択肢はプロとしていかがなものかと、実際に現場で気になりましたもので、乱筆ながら簡単にまとめてみました。