とあるソーシャルワーカーの相談業務奮闘日誌

福岡の施設に勤めるソーシャルワーカーの業務日誌です。医療、介護、福祉他、福岡の施策などについてもまとめていきます。

「生活保護受給者は基本ジェネリック医薬品を使え」的な通知がきましたよっと

こんにちは、福岡市内で施設相談員しています♂です。♀さんと共同運営しているテイになっていますが、完全低浮上状態になっているのでほとんどぼくが更新してつまらない感じになっててすいません 笑


さて、気を取り直していきましょう。今回の記事も前回同様生活保護に関する内容。しかも、どんどん削られ縮小されていく社会保障費の具体ともなるようなお知らせです。


内容は「生活保護受給の方は基本的にジェネリック医薬品を使って下さい」というもの。さて、ジェネリック医薬品や病院受診、お薬の処方についてつらつら思うところをまとめていきますよ。


先発薬とジェネリック医薬品(後発薬)の違い


ほとんどの人がご存知だと思います。特に、このブログを見て下さっているであろう医療ソーシャルワーカーの方、施設相談員の方にとっては常識的なことすぎてあれですが、そうでない方も見て下さっているのでちょっと説明します。





テレビなどでもよく聞くようになったジェネリック医薬品と言う言葉。簡単に言うと、先に出ている薬のパクリみたいなもんです。治験ってどこかで聞いたことありませんか?山奥にある施設に泊まり込んで、普通に生活をして、ただ決まり事として新薬の被験者になる。その代り、一か月で報酬30万円!みたいなあれですね。


社会人になりたてでお金がない頃、ちょっと受けてみようかななんて思ったことがある事は秘密ですが、なんとかいままで治験をせずに生活することができているのでまあよしとします 笑


この治験で何が行われているかと言うと、他でもない新薬の開発です。人体にどんな影響があるかなどを実際の人間の体を使って研究していきます。これらをクリアできないと、薬って認可されないんですね。んで、ジェネリック医薬品はこれら研究を大幅に省いて出せる薬の事を言います。


なんでも新薬の開発には何千万円、何億円単位のお金が必要になるそうです。その多くを占めるのが研究開発費。そう、上記の様な治験も含めた費用の事ですね。ジェネリック医薬品は、先発薬がすでにこういった研究を終えている為、研究開発費を大幅に減らすことができ、その分薬価も安くなるという仕組みなんですね。



なので、100%公的な費用で賄われている生活保護費に関して、お薬使うなら少しでも安いジェネリック使ってね♥という通達になるわけです。個人的な感想ですが、ぶっちゃけぼくはこの方針、大賛成です!!笑

ポイントは「原則」であること


ここでのポイントは、生活保護者は必ずジェネリック医薬品を使え!というわけではなく、原則ジェネリック医薬品を使って下さいねというニュアンスである事。つまり、決定や命令ではなく、お願いと言う分類だと感が手も良いかもしれません。


ぼくも病院受診に付き添う事が多くあります。その際に処方箋が出るわけですが、病院によっては「ジェネリックでもいいですか?」といったことを聞かれることもあります。薬局で聞かれる事の方が多いかな。これもさまざまです。


生活保護を受けているからすべていうとおりにしろ、というのはいわゆる措置的な扱い。健康で文化的な最低限度の生活を保障している生活保護法では、ある程度の選択の決定権を本人に認めています。もちろん制度の範囲内で、ですが。

ご家族がいる場合は確認しておいた方が良い?


医療介護福祉の仕事に関わっておきながらこういうのもなんですが、僕自身保険診療だったり薬だったり苦手です 笑 自然に治していきたいタイプなので病院から処方箋をもらう機会なんてめったにありません。


こういう風に、薬や病院に対する考え方もひとそれぞれ。薬に関しても同じです。どうしても「先発薬が良い!」「ジェネリック医薬品は嫌だ!」っていうひとも、もしかしたらそういう風に考えているキーパーソンもいらっしゃいます。実際に、生活保護受給の方ではありませんが、ご家族から「なるべくジェネリック医薬品を選ぶようにしてください。医療財政がひっぱくしているから、小さなことからでもはじめないと」的な使命感を持っているかたもいらっしゃいました。


なので、僕は念のため、入居時かかりつけ病院や緊急搬送先を決める際にジェネリック医薬品に関する意向も確認するようにしています。ソーシャルワーカーや施設相談員をしている皆さん、もしかしたら確認しておいた方がいい、かも?笑

まとめ


最近生活保護に関する記事が続きますが、今度はぼくが得意な「新規の入居相談をもらうコツ」とか、「ケアマネさんとうまくお付き合いをしてごひいきめを受ける方法」なんかもまとめていきたいと思います。生活保護関連の情報をお探しの方は、下記の記事なんかもありますのでぜひいっしょにご覧くださいませ。


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